自宅で簡単!ナパージュの代替として使えるジャム、蜂蜜、水飴など7つの選択肢

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フルーツケーキやタルトの魅力的なツヤは目を引きますね。

専門店で手に入るナパージュも便利ですが、容量が多すぎたり手に入りにくいことも。

そんな時は、家にある材料をナパージュの代わりにしてみませんか?

この記事では、ジャムや蜂蜜、水飴、ゼリーなど、ナパージュに代わる7つのアイテムを詳しく紹介します。

それぞれの使用方法やメリット、デメリットも解説していきます。

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ジャム、蜂蜜、水飴などを使ったナパージュの代替方法と手順

ナパージュはフルーツの乾燥や変色を防ぎ、見た目にも美しいツヤを与えます。

ゼリーのような液体なら、様々なアイテムで代用が可能です。

ここでは7つの代用品とその使い方、注意点を紹介します。

 

ジャムを使ったナパージュの代替方法

【材料(約30ml分)】
ジャム:大さじ2
水:大さじ1
【 作り方】
(1)ジャムと水を混ぜ、電子レンジで20秒加熱してよく混ぜます。
(2)適切な固さになるよう水の量を調整します。
(3)混ざったら濾して不要な果肉や種子を取り除きます。

ジャムは多くの家庭で常備されており、スーパーなどでも手に入りやすいです。

ナパージュの代わりにジャムを使用する際の利点と欠点を以下に説明します。

●ジャムの利点
・手に入りやすく、使用が容易です。
・ケーキや果物に追加の甘さや酸味を与えることができます。
●ジャムの欠点
・味や色が濃いため、使用するデザートによっては不向きかもしれません。
・比較的簡単ながら、果肉や種を濾す手間があります。

使用するナパージュの目的に応じて、ジャムの種類を選びましょう。

例えば、イチゴやベリー類にはベリー系のジャム、色が薄いナパージュが欲しい場合はリンゴや桃のジャムがおすすめです。

チーズケーキにはアプリコットジャムを、レアチーズケーキにはお好みのジャムを使ってみてください。

私の経験では、甘くない苺に苺ジャムを使うと、その甘さがちょうど良く感じられました。

 

蜂蜜を使ったナパージュの代替方法

【材料(約40ml分)】
蜂蜜:大さじ2
お湯:小さじ1
【作り方】
(1)蜂蜜の固さに応じて、お湯の量を調整しながら混ぜます。
(2)混ざったら冷ますと適度な固さになります。

その独特な甘みを好む方におすすめの蜂蜜は、ナパージュの代替としても便利です。

蜂蜜の利点と欠点は以下の通りです。

●蜂蜜の利点
・準備が簡単で、お湯を混ぜるだけ。
●蜂蜜の欠点
・強い甘みと独特の風味があり、合う食材が限られます。
・固まりにくく、適度なとろみが必要です。

特にパイやレアチーズケーキ、レモンケーキなどにマッチします。

蜂蜜は甘さが強いため、使用量の調整が重要です。

適度なとろみを得るためには、蜂蜜にお湯を適量混ぜて使用してください。

 

水飴を使ったナパージュの代替方法

【材料】
水飴:適量
水:適量
【作り方】
(1)水飴と水を鍋に入れ、加熱しながらよく混ぜます。
(2)扱いやすい硬さになるまで水の量を調整してください。
(3)冷めてから使用します。

水飴は透明で美しいツヤを出すのに適していますが、使用する際の注意点もあります。

●水飴の利点
・無色透明で美しいツヤが得られる。
・基本的に甘さのみでクセがなく、多くのデザートに合わせやすい。
●水飴の欠点
・乾燥すると飴のような食感になることがある。

ナパージュの代わりとして使う際は、薄く塗るのがコツです。

キウイやイチジクなど、ゼラチンが固まりにくい果物にも適しています。

使用前には適度に水で緩め、加熱した水飴を冷ましてから使用しましょう。

 

ゼラチンを使ったナパージュの代替方法

【材料(約30ml分)】
ゼラチン:小さじ2
砂糖:大さじ2
水:30ml
【作り方】
(1)全ての材料を耐熱容器に入れ、電子レンジで30秒加熱します。
(2)加熱後、冷ますと使用できます。

ゼラチンはナパージュに非常に近い仕上がりになる上、入手しやすい材料です。

ゼラチンの利点と欠点を詳しく見てみましょう。

●ゼラチンの利点
・ナパージュに近い本格的な質感が得られ、幅広い食材との相性が良い。
・材料を電子レンジで簡単に加熱するだけで仕上がる。
●ゼラチンの欠点
・キウイやパイナップル、イチジクなどの特定の果物では固まりにくい。

フルーツタルトなど、たっぷりのフルーツを使用するデザートには特におすすめです。

使用する際は、材料をよく混ぜ合わせてから加熱し、冷めた後に塗ってください。

 

寒天を使ったナパージュの代替方法

【材料(約50ml分)】
粉寒天:1g
砂糖:大さじ2
水:50ml
【作り方】
(1)全ての材料を鍋に入れて2分間加熱します。
(2)常温で固まりますので、粗熱が取れたらすぐに使用してください。

寒天は手に入りやすく、ナパージュの代わりとして便利です。

寒天の使用における利点と欠点を見ていきましょう。

●寒天の利点
・固まる力が強く、フルーツをしっかり固定できます。
・味に影響を与えにくく、多くのデザートに使用できます。
●寒天の欠点
・透明度が低く、濁りが出るため、クリアな見た目が必要な場合には不向きです。
・常温で固まるため、作業は速やかに終える必要があります。

寒天のナパージュは薄く均一に塗ることで、見栄えを良くすることができます。

特にフルーツが多く使われるデザートに適しています。

加熱後、適度に冷ましてから素早く使用しましょう。

 

アガーを使ったナパージュの代替方法

【材料(約50ml分)】
アガー:大さじ1/2
砂糖:大さじ2
水:50ml
【作り方】
(1)砂糖とアガーをよく混ぜてから、水を加えて鍋に入れます。
(2)混ぜながら加熱し、均一になるようにします。
(3)加熱後は、冷める前に使用してください。

アガーは高い透明度と美しいツヤでナパージュの素晴らしい代替品となりますが、入手が難しい場合があります。

アガーの利点と欠点を以下に示します。

●アガーの利点
・高い透明度で、どんなデザートにも適しています。
・寒天よりも柔らかくゼラチンよりも硬い、適度な硬さを持っています。
●アガーの欠点
・市場での入手が難しく、製菓専門店に行く必要があります。
・固まる速度が早いため、作業は迅速に行う必要があります。

アガーを使う際は、ダマができないように注意しながら、砂糖としっかり混ぜ合わせてから加熱してください。

適度に冷ましてから使用しましょう。

 

ゼリーを使ったナパージュの代替方法

【材料(約50ml分)】
ゼリー:10g(寒天ベースの場合)
水:大さじ3
【作り方】
(1)ゼリーと水を混ぜ合わせ、電子レンジで30秒加熱します。
(2)必要に応じてお湯を加え、適切な硬さに調整します。

透明度の高いフルーツゼリーはナパージュに最適な代替品です。

ゼリーの利点と欠点は以下の通りです。

●ゼリーの利点
・多種多様なフレーバーから選べ、さまざまなデザートに対応可能です。
・準備が簡単で、電子レンジで加熱するだけです。
●ゼリーの欠点
・寒天を含む場合、固まりやすく透明度が下がることがあります。

ゼリーを固めるのに使用されている素材が寒天かゼラチンかによって、ゼリーの薄め方が異なります。

適切な薄め方を心掛け、素材の種類に応じて調整してください。

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砂糖と水だけでナパージュを代用することは可能?

砂糖と水のみを使ってゼラチンなしでナパージュを作ることは可能ですが、フルーツ飴のような作り方をする必要があります。

また、使用する際は、果物がしっかりとコーティングされるように適切な濃度を保つことが重要です。

◆砂糖と水だけを使ったナパージュの代替方法◆

【材料(約50ml分)】
砂糖:200g
水:60ml
【作り方】
(1)砂糖と水を鍋に入れて加熱します。
(2)沸騰したらすぐに火から下ろします。
(3)フルーツを竹串に刺して、砂糖水に浸しコーティングします。

砂糖水が冷えるとトロミが増し、厚みのあるコーティングになります。

砂糖水のみで作ると、フルーツ飴のように硬くなるため、薄く塗ることがおすすめです。

この方法ではツヤを出し、フルーツの変色を防ぐことができます。

でも硬さが増すため、より柔らかい仕上がりにしたい場合はゼラチンの使用がおすすめです。

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ハケ不要!簡単にナパージュを塗る方法

【ナパージュをブラシなしで塗る便利なテクニック】
・フルーツを使用する場合、先にナパージュに浸してからケーキやタルトに配置します。
・ケーキ全体に均一に塗りたい場合は、コルネ(絞り袋)を使ってアイシングのようにナパージュを絞り出す方法がおすすめです。

通常、ナパージュを塗るのにはハケが使われますが、ハケがない初心者でも簡単に塗れる方法です。

ナパージュがサラサラ過ぎる場合、フルーツにうまく絡まないため、適度なトロミが必要です。

またコルネを使用すれば、手早く綺麗にナパージュをケーキ全体に塗ることができます。

ちなみにスプーンで塗るとムラが出やすく、デザートの見た目が損なわれるためおすすめしません。

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ナパージュの最適な代替品:ジャムや蜂蜜、水飴など7選まとめ

これまでナパージュの代替として使用できる7つのアイテムを紹介しました。

通常、ナパージュにはゼラチン、砂糖、水が使われますが、家にあるジャムや蜂蜜、水飴でも簡単に代用できます。

特にゼリーを使用した方法は、電子レンジで加熱するだけでナパージュに近い仕上がりが得られるためおすすめです。

それぞれの代替品の利点と欠点も解説しましたので、用途に合わせて選んでみてください。

ナパージュを塗る際は通常ハケが使われますが、ハケがない場合でも以下の方法で対応できます。

・フルーツを直接ナパージュに漬け込んでから配置する。
・コルネを使ってデザート全体に均一にナパージュを絞り出す。

これらの方法を用いることで、ハケがなくても美しい仕上がりのデザートを作ることが可能です。

さまざまなアイテムでナパージュを代用し、光沢のある美しいタルトやケーキを楽しんでください。

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